グループの説明
ご挨拶
2018年12月、放射線治療人工知能研究会を発足致しました。本研究会は放射線治療への人工知能応用に関する事業を行い、関連する各種学会、企業等の団体との連携を図るとともに放射線治療の発展に寄与することを目的とした団体です。
現在、人工知能(AI)は目覚ましい発展を遂げております。2000年代にはじまった第3次AIブームは深層学習(ディープラーニング)によってコンピュータがビッグデータを分析し、学習させることを可能にしました。頻繁に取り上げられているAIですが、医療への応用が注目されております。
放射線治療におけるAI応用として、腫瘍および正常組織のセグメンテーション、最適化計算、品質保証、臨床意思決定などが考えられます。欧米では、放射線治療へのAI応用を目指した研究及び開発が活発に行われており、我が国において放射線治療におけるAI人材を育成することは急務です。そこで本研究会は放射線治療に関わる皆様がAIに関する知見を深めていただければと切望し、設立致しました。
今後とも当会が放射線治療の一端を担えるよう活動してまいりますので、皆様のご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
放射線治療人工知能研究会会長
二上 菜津実
講演会
第5回放射線治療人工知能研究会 2022 / 医療AIとその法整備
日時:2022年2月26日
会場:オンライン(Zoom)開催
医療系と情報系の専門家による対話が創造するAI画像診断支援〜医療画像ビッグデータクラウド基盤の構築と活用〜
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 医療ビッグデータ研究センター 特任准教授 村尾 晃平 先生
次世代医療基盤法の概要と期待される役割
内閣府 健康・医療戦略推進事務局 参事官 姫野 泰啓 先生
(新型コロナウイルスのため開催延期)第5回放射線治療人工知能研究会 / 医療AIとその法整備
日時:2020年3月29日
会場:東海大学校友会館望星の間
医療ビッグデータ利活用を促進するクラウド基盤とAI画像解析の研究例
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 医療ビッグデータ研究センター 特任准教授 村尾 晃平 先生
なぜ「次世代医療基盤法」か ~現場から提供されるデータの利活用の成果が現場へ還元される社会全体の好循環を目指して~
内閣官房健康・医療戦略室 参事官 田中 謙一 先生
第4回放射線治療人工知能研究会
日時:2020年2月22日
会場:東海大学高輪校舎4号館3階4304室
AIによる放射線画像解析の概要と課題・解決策から論文の通し方まで網羅!
東京大学 大学院 情報理工学系研究科 創造情報学専攻 博士課程 韓 昌熙 先生
機械学習による異常検知の基礎と応用
横浜国立大学 大学院 工学研究院 知的構造の創成部門 教授 濱上 知樹 先生
第3回放射線治療人工知能研究会
日時:2019年10月5日
会場:東海大学高輪校舎1号館地下3階1B-303室
DICOM-RTの基礎と輪郭情報の抽出
駒澤大学 医療健康科学部 診療放射線技術科学科 講師 馬込 大貴 先生
ColaboratoryとKerasによるセグメンテーション(ハンズオン)
富士通株式会社 システムプラットフォーム技術本部 プラットフォーム商談統括部 HPC&AIビジネス部 八木 政道 先生
第2回放射線治療人工知能研究会
日時:2019年6月15日
会場:東海大学湘南校舎12号館3階12-305教室
次世代コンピュータ「イジングマシン」の応用探索の現状と今後の可能性 〜組合せ最適化問題の高速高精度処理技術〜
早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構 主任研究員(研究院准教授) 田中 宗 先生
ColaboratoryとKerasによるディープラーニング基礎(ハンズオン)
富士通株式会社 システムプラットフォーム技術本部 プラットフォーム商談統括部 HPC&AIビジネス部 八木 政道 先生
深層学習を用いた治療計画自動化の試み
ユーロメディテック株式会社 医学物理室 脇田 明尚 先生
第1回放射線治療人工知能研究会
日時:2019年2月2日
会場:東海大学伊勢原校舎1号館2階講堂B
深層学習による画像処理の進展と応用
理化学研究所 数理創造プログラム上級研究員 瀧 雅人 先生